発表会
2013年 05月 27日人数が少なくて10人だけでしたが、全員それぞれ、この日までに心の成長を経て!それぞれに見事に本番を演じきりました!
今回特に思ったのが、「ミスは指導の責任である」ということ、そして「自分を演じる」難しさ。
中学生には特にさんざん「(味が)薄い!」「あなたの魅力が出てない〜!」と鼓舞しまくり…みんなきちんと楽譜どうり弾くことはできるし、難しい箇所を練習することもできる。だけど「ここはどういう風景だろう?どういう気持ちだろう?」という質問は、うながし、可能性を提示し、突っついて突っついてやっとチラリと自分の考えを生む。そのシッポを捕まえ、ぐいぐい引き出させる。そうして次にやっと「そういう感情を弾きたいならこういう奏法」という指導にいたる。
日本の教育がここに集約。自分の感情を感じること、深めることは全くなされない。国語のテストで、先人の美しい詩を読み「作者の感情を次の4つから選びなさい」、算数では問題から答えに至る途中式が教科書どうりでなければ間違い。それをさんざん繰り返し、大学受験の肝、小論文がみんな苦手。「小論文の書き方」ハウツーが伝授される。
でもピアノで自分の感情と向き合う感動を覚えてくれると、みんなずっと続けてくれている。国の教育としては「教科書通り」が一番効率がよく、日本人の性質にも合っているだろう。でもさらにプラスすべき考え方がある。
…そしてそれに染まっていない小学一年生が3人。こいつらはこいつらで難しい(笑)
個性そのままの野生で弾くので出来は毎回気分次第( ̄▽ ̄;)
そんなこんあでバッタバタ!我が子の写真撮り忘れ。帰宅しお片付けの後、寝る前の記念撮影。
ショウはそもそもピアノはすっかりやめていたのに、ドレスが着たいがために私と連弾、右手だけのミッキーマウスマーチ。他の小1は両手で小曲を2曲も弾くのに、全くご機嫌。舞台入場から演奏の間奏でもニッコニコです。…なかなか学ばされました。自己満足って大切(笑)
私が間奏を弾いてる間、こんな顔で見てくるから吹き出しそうになりました!
by harusho71
| 2013-05-27 04:03
| 音楽-la musique