北斎展

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京都で開催の『北斎展』に行ってきました。

北斎生誕250年を記念し、ホノルル美術館所蔵の5000点が日本全国を回っているそうです。浮世絵は外国で人気がありますが、北斎はまた特別。手塚治虫に匹敵するアイデアと筆力、独特のセンス。改めて思い知りました。


元々はミシェル・オスロのアニメ『プリンス&プリンセス』
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影絵の趣向で美しい映像。世界各地の民話を元にオスロが書き下ろした短編6話。登場人物は3人。吹き替えは松尾貴史と原田知世、穂積隆明。「日本むかし話」のように3人が声色を使い分け演じます。

その中で日本を題材にした物語は北斎のデザインからイマジネーションを膨らませたものです。こうして逆輸入的にその素晴らしさを知りました。


このDVD、なぜかショウが気に入り、ヘビロテ。美しい色彩とやさしい物語口調が気に入っているようです。こういうのを気に入ってくれると親としてはウレシい…プリキュアやたまごっちとかより!



閑話休題。北斎。

改めて知りましたが、生まれた時から絵筆を離さず描き続けた彼ですが、私たちがよく知る作品はほとんど50才以降のもの。そして90才で亡くなるまで常に絵画の革新を求めた人。着るもの、食べるもの、住まいに無頓着。とにかく汚かったらしい。食事処の隣に住み、客人へのお茶も食事処の小僧に運ばせ、三食出前だったらしいです。


一度見たら忘れられない赤富士。
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ヨーロッパの芸術家に驚きと影響を与えた波裏。
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どれも「ありえない!」構図とデフォルメ。それは手塚や宮崎駿の偉業に重なって思えます。江戸の風景を描いたものが多いですが、一枚の絵で劇的な一瞬や風俗がよく伝わり、ある意味写真より伝わってきます。


京都の展覧会は3/25まで。のち東京、福島へ回ります。
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by harusho71 | 2012-02-28 10:06 | 生活-la vie diverse